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Maruta Architects
U邸
世代を超えて大家族の暮らしを支えた大きな住宅を、夫婦ふたりの終の棲家としてリノベーションする計画。子育てや親の介護を終えた夫婦がのんびりと暮らせる家が望まれた。
リビングダイニングは子どもや孫たちが集まる場所として大きくとりながらも、そのなかに多様で小さな居場所を散りばめた。明るい窓辺のベンチ空間、天井を下げた落ち着くソファ空間、照明を囲む大きなダイニングテーブルなど、夫婦それぞれが日常的に過ごす場所をそのときの気分やスタイルに合わせて選択できる。寝室を下階におろすことで生活の全てをワンフロアで完結できるようにする、建物の一部を減築することでアプローチや駐車スペースに余裕をもたせるなど、生活の負担を極力減らすことにも配慮している。
その時代に合った変化を取り入れながら、さらに次世代へと住み継いでいかれることを期待している。
所在地
用途
構造・規模
延床面積
竣工
:山形県長井市
:個人住宅
:木造2階建
:198.15㎡
:2022年11月
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