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窓辺の家

個人住宅

築数十年になる戸建て住宅のリノベーションである。クライアントは若いファミリーで、子どもたちがたくさん遊べるような明るく開放的な空間を望まれた。

そこで我々は『窓』の在り方に着目した。例えばリビングによく設けられる掃き出し窓。寒冷地では床面近くにひんやりした空気が漂うだけでなく、多雪のため床高が高く設定されていることもあり、そこから外に出るという本来意図された利用はあまり見かけない。

そこであえて窓の高さを切り詰め、窓枠をベンチとして拡張することで『窓辺』に座れるスペースを造作した。これにより窓は単に外を見るための面ではなく、滞在できる場として家族の新しいコミュニケーションを誘発する。その他にも吹抜けや室内窓を介して様々な『窓辺』を散りばめることで、住宅内にたくさんのつながりが生まれた。

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